大宮小学校訪問記
去る2009年3月6日(金)に、沖縄県名護市立大宮小学校でMESHの活動についてお話しする機会を頂きました。この春に小学校を巣立っていかれる、期待に胸をふくらませた6年生150名と先生方6名にお集まりいただき、懇談会のような形で進めました。
主題は、『夢を語ろう!第1弾 救急の仕事ってどんなもの?-命どう宝、自分・家族・友だちの命を守るために-』。まず、童話『モチモチの木』のマメ太の勇気ある行動を思い出していただきました。そしてこの地域で救急・医療活動を通じて人命を守ろうと奔走するMESH救急チームの活動に、脳卒中や外傷の患者さんへの脳神経外科的治療・手術風景なども交えてご紹介しました。小生の夢をちりばめて。
MESHの広報を行いたいのは当然でしたが、それよりも彼らに一番伝えたかったことは、『将来何になるの?ではなくて、何をするの?どんな大人になるの?だよ。』 ということでした。これは小生の小学校時代の恩師(N先生)が話して下さったことで、今もくっきりと覚えています。何らかの職業に就いた時点で終わってしまう夢ではなくて、それを手段にいかに生きていくかだよ、という教えだったと思います。
大人相手と違って緊張して、前夜はあまり眠れませんでした。なぜなら彼らにはより大きな将来があるからです。気がついたら、冗談も封印して懸命に話しかけている自分に気付きました。そして彼らも真剣な眼差しで終わりまで聞いて下さって、最後にはいくつか質問も頂きました。「いつ・どんなきっかけで医者になろうとおもったのですか?」、「ヘリを飛ばすのにどのくらいのお金が必要ですか?」、「ヘリが休止した後で、ヘリがあれば救えた命がどのくらいあったのですか?」など。子供たちも先生方も真剣に聞いてくださっていたことが伝わってきて、たいへん嬉しく思いました。
そしておしまいに、皆さんの夢を紙に書いていただきました。「プロ野球選手になってお金を儲けて弱い人を助けたい」、「人を喜ばせる仕事をしたい」、「漁師になるはずだったけどやっぱり医者になって人を助けたい」 など、夢を具体的に表現してくださいました。この150枚のメッセージは今後のMESH活動の強い支えにもなりそうです。どうもありがとうございました。
最後になりますが、今回の懇談会のきっかけは、小生が2月に同校長の宮城先生をお尋ねし、話を聞いていただいたのがきっかけでした。校長先生が小生の夢と要望を快く聞き入れて下さったのです。どうもありがとうございました。
これからも、この学校に関わる多くの大人達が子供たちといろんな角度で接して、夢を語り合ってくださることを祈っております。
大宮小学校の皆様、本当にありがとうございました。



